画面に向かって空中元彌チョップ2.1

テレビがあれば楽しかった時代は終わったのか?

雨が当たると死にます。「ザ・レイン」

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Netflixで全8話イッキ見視聴。

いわゆるポスト・アポカリプスものです。雨が降ったら世界が終わりました。

この殺人雨を逃れ、シェルターに避難していた姉弟が物語の主人公です。まだ子供だった2人は父親の「必ず迎えに来る」という言葉を信じて、6年間シェルターの中で待っていたのですが、さすがに備蓄も尽き、外の様子もわからないままな現状にしびれを切らし、外に出て父親の足跡を辿らんとします。

少ない食糧を巡って争う人々、謎の行動を取る武装集団、身近な人物に隠された重大な秘密、やがて彼らは世界崩壊の核心へと迫っていくのですが…

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↑主人公グループ。大体いつもお腹空かせてる。

 

雨に当たると死ぬ、ということから始まる「縛り」が面白かったです。雨がダメなら水もダメ、水がダメだから自給自足で植物も育てられないし、人間だけに有害なので水をガブ飲んでる動物の肉を食べることもできない。移動時も、水たまりは実質地雷原、橋が落ちてたら河渡れない、屋内に避難しても雨漏りに注意しないと…などなど、世界はすっかりハードモード。

ごく普通に考えたらとっくに滅んでいてもいい世界でなぜ細々とではあるけれど生き残りがいたのか、そもそもまるでこの惨劇を予期していたかのように各地にシェルターがあるのはなぜか、この雨はなぜ人にだけ牙を剥くのか…

空腹と疑心暗鬼と惨劇の中で、それでも人間性を発揮できるのか、それはどんな残酷な真実も越えうる力になるのか。そんな物語でした。シーズン2が作られるようですが、姉弟と仲間たちが無事に生きることができる世界に到達できるのか、楽しみです。