画面に向かって空中元彌チョップ2.1

テレビがあれば楽しかった時代は終わったのか?

「半分、青い」が見せつけた、面白ければそれでいいテレビの世界

 

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朝ドラ「半分、青い」を大体全話視聴。

僕はこのドラマの登場人物の殆ど誰にも感情移入できなったのですが、これ途中から明らかに視聴者に感情移入させる気、作り手あんまりなかったよね?

その日のヒキと次の出だしが微妙に噛み合わないトカ(個人的にこれが一番毎日、終盤特にヒドくてキエエエエってなってた)、ヒロインが要所要所で歩くザラキよろしく周囲に罵詈雑言を撒き散らかすトカ、SNSでほぼ常時舞台裏や設定をネタバラシとか、とにかく視聴者の興味を引き、呆れさせ、怒らせる、いや私は面白い、好き、ドラマごときにプリプリするなんて大人気ない!という、ネガポジ関係なく反応させること、見てもらうことにステータス全振りみたいな…

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「面白ければそれでいい」というのは、ほんのちょっと前までテレビの中でもマンガの中でも僕らの周りでも当たり前に近い概念だったけど、それはもうはっきり「古い」と言っていい感覚なんじゃないのかなぁと。このあたりの感覚の乖離がこのママ進むようなら娯楽コンテンツの多様化の中、本格的にテレビは埋もれていくのかもしれません。

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とりあえず朝ドラがこの先コンテンツとして生き残りたいなら、出涸らしも出ないくらいに出尽くした感がすごい、「かわいい女の子がガムシャラに頑張ってイケメンもたくさん出る」話は、もう企画からやめた方がいい、ぐらいに来ちゃってると思うんですよね。

そういう意味だと次の朝ドラもネタとしては朝ドラ鉄板の「●●を夫婦が二人三脚で発明(今回はチキンラーメン)」なんだけど、長谷川博己出るのでちょっと期待している自分がいて、「面白ければそれでいい」呪縛からは乖離しつつあるけど、「いい男がいるならそれでいい」呪縛の方はなかなか根深いなぁと思うしきり。

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